大地震などの災害時、アナタはどんな生活をしていますか？
自分の家？暖かいベッド？水洗式のトイレ？
「そんな避難生活はありえない」と分かっていらっしゃる方ばかりと思います。
その通りです。災害時にはそれぞれの避難場所で共同生活をし、毛布に包まって、水が流れなければ、俗に言うぼっとん便所に用を足さなければいけません。
このような過酷な状況の中で、トイレの問題は特に重要です。現在、災害時のトイレはブルーシートで周りを囲んだだけのものが多く使われています。実際に地震の被害にあったことのある方の話によると、とてもプライベートな空間なので、壁がないのは臭いや音の問題もあり、かなり恥ずかしいそうです。
本来災害時は非常事態ですので、全てが通常とは異なります。生きるか死ぬかの瀬戸際のような非常事態にトイレに意識を向けている場合ではないのかもしれません。ですが、非常時だからこそ、せめてトイレくらいは少しでも良い環境を作り出せないかと思い、私達は活動しています。
また、ただ災害時のトイレ環境の向上だけに取り組んでいるワケではなく、そのために必要となる物、あったらいいと思うものを平時にいかに巧く利用し、災害時の手間を省くことが出来るのかという事にも取り組んでいます。
さらに、環境の重要性が叫ばれる今の時代で、環境に配慮した簡易トイレを作りたいという思いから、これらの製品を用いています。
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